だいやもんど・ぱいそん【ダイヤモンド・パイソン】 | ||
全長2mを超える大型のヘビの革で 鱗の模様がダイヤに見えることから「ダイヤモンドパイソン(Diamond Python)」と呼ばれる。 エキゾチックレザーの中でも比較的に使用しやすい事と、カラーバリエーションが豊富な為 ダイヤモンドパイソンを使用した皮革製品は数多く見受けられます。 背側をカットしたものは「バックカット」腹側をカットしたものは「ベリーカット」と呼ばれ カットの違いで表情が変わるのも特徴。 和名はニシキヘビ。 |
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たんなー【タンナー】 | ||
レザークラフトを製作する上でどうしても欠かせないのが「革」な訳ですが タンナーは「皮」を「鞣す(なめす)」事で「革」にする専門業者さんです。 まず革製品に使われている「皮革」と言うものは 元々生きていた牛などの動物の「皮=原皮」から出来ています。 ただ「原皮」は単に皮を剥いだ状態であり そのままでは使用するどころか腐敗してしまいます。 そこで腐敗を防ぎ、皮を柔らかくして耐久性や可塑性を加え 皮革として利用するために必要な作業を行う業者さんをタンナーと呼びます。 詳しくは「社団法人 日本タンナーズ協会」さんのHPでご覧頂けます。 http://www.tcj.jibasan.or.jp/ |
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たんにん【タンニン】 | ||
タンニン (tannin) とは 樹皮や木の根、お茶やワインなどの食物に含まれている植物成分の事です。 ただその成分を説明するにはかなりの知識を要するので 「タンニン=渋」という単純な説明でご了承願います。 「柿の柿渋」や「栗の渋皮」もタンニンの影響で渋味があります。 そのタンニンには皮を「鞣す(なめす)」作用があり タンニンで鞣した革は「タンニン鞣し革」と呼びます。 ただタンニンを使って鞣す場合は薬品を使った鞣しである「クローム鞣し」に比べ かなりの工程と数ヶ月もの時間を有する為、必然的に高コストになるのです。 |
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とこがわ【床革】 | ||
床革(とこがわ)とは、原皮の厚みを薄く漉く際に切り離された吟面の無い皮革。 吟面が無いので通常の皮革に比べ強度は劣りますが、芯材やサンプルの作成などに用いられます。 当然吟面が付いた皮革よりも安価な為、強度を必要としない製品にもしばしば使用されております。 別名「スプリットレザー」と呼ばれております。 |
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とこめん【床面】 | ||
床面(Flesh Side)とは、鞣した皮革(主に牛皮)の「裏面」の事で 処理をしていない状態では手触りが悪く毛羽立っています。 毛羽立ちを抑える為にCMCやトコノールなどの「ふのり」を塗り ガラス板で丹念に磨く「床仕上げ(あらい)」をする必要があります。 また床面を出さないように2枚の革を張り合わせる「裏張り」をする場合もあり 用途に合わせて処理の仕方が変わります。 高級ブランドでは薄い皮革を使用し、裏張りをしている為 殆ど床面を出さない仕様になっておりますが レザークラフトでは厚みのある皮革が多く使われる為、床面が出ている製品が多く見られます。 それがまたレザークラフトのワイルド感としても認知されているようです。 ただ床仕上げをしても使うほどに毛羽立ってくる場合もありますので 当工房では、肌に触れるバングルや腕時計などの製品には出来るだけ裏張りをしております。 |
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どろっぷはんどる【ドロップハンドル】 | ||
レザークラフトにおけるドロップハンドルとは、ウォレット(財布)に取り付ける回転金具で 主にウォレットロープ(ウォレットチェーン)等を繋ぐ為に使用します。 ウォレットロープの取り付けには「ハトメ」でも代用は出来ますが ドロップハンドルは自由に回転するのでロープが絡まないという利点があります。 色はシルバー・ブラス・アンティーク・黒など様々な種類があり シルバー製のドロップハンドは装飾が施されたものも販売されております。 |
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